ヨシコ・セファー/ファトン・カーン 来日公演

裏MotorsportsFlashback。
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初期MAGMAのメンバーであり、その後フランスのジャズ・ロック界を代表するバンドであるZAOを結成、近年そのZAOを再結成させて日本ツアーなどもやったヨシコ・セファー(saxophone)とファトン・カーン(piano)が、二人で来日しました。
なんと筆者の地元である吉祥寺で3日間、それぞれテーマを変えてライヴをやるというので、こりゃ通い詰めてやろうと思ってよく見ると・・・
各日 前売5000円 当日5500円 通し券13500円(優先入場)各ドリンク別
  / ゚/ ゚
( Д ) ピュー

た、高い。高いよ・・・三日で13,500円・・・。
ということでもう一度三日間の各日のテーマを吟味。一日目がClassical、二日目がAcoustic、三日目がHeavy&Jazzy。
はい、三日目で決まりですね。よしこさんとカーンの二人のアンサンブルが堪能できそうだし。(初日はよしこさん、二日目はカーンがメインっぽい)
正直、二日目にERAと共演、という部分にもかなり惹かれたんですが、考えてみたらついこの前、江古田のフライング・ティーポットでERAのライヴを堪能したばっかりだったので、今回はパス。三日目の共演バンドが是巨人なので、ERAでのアコースティックでストイックな感じの鬼怒無月(きど なつき と読みます)とはまた違った、ハイパーテクニカルエレクトリックインプロヴァイズな、エレキギターの鬼怒さんが見られるという期待感も。
何より、是巨人ですよ。彼らのCDを聴いたときから、とにかくライヴで聴きたい、見たいと思っていたので、よしこさんやカーンを見に行くよりも是巨人を見に行くのがメインであるかのような気持ちでした。

当日はちょっと早い目に吉祥寺へ出て、ハーモニカ横丁で遅めの昼食をとったあと、買い物をして、井の頭公園のストリートミュージシャンなどをみながら時間潰し。天気が良くて冬にしては暖かかったせいか、結構な人出でした。
そろそろ歩き疲れたかなという頃合、時計を見ると、間もなく開場の時間なので、ライヴ会場のMANDA-LA2へ。おお、もう一目見てそれと判る客の集団が、短いながらも列を作って入場待ち。
どいちゃんとマンダラ2

MANDALA-2の隣にはCAFE COMPANYが経営する「どいちゃん」という居酒屋があって、ジャスミン茶で作る鍋料理で結構有名なんですが、よく見ると中に巨大な白人が・・・んん?あれカーンじゃないか。まさか演奏前にもう飲んでるんじゃ・・・とちょっと心配に。
余談ですが、MANDALA-2の黒地に赤い看板と、「どいちゃん」の青い看板のコントラストはなかなかに素敵です。

ライヴは是巨人の三人だけのステージで開始。
これはもう想像通りというか想像以上というか。とにかくかっこよくて最高ですね。何を言ってるんだ俺は。
つまり、音のベクトルとしてはこちらの想像通りでしたが、質的には想像を遥かに超えたハイレベルなものだったとでも言いますか。トリオという、ある意味ロックバンドの最小限の形態、しかもヴォーカルレスで、これだけのものを聴かせられるバンドが日本に現存すること自体が奇跡ですね。

約一時間ほどというオープニングアクトとしては長い目の演奏時間が終わり、インターバルを挟んで、よしこさんとカーンが出てきました。
最初は二人だけで、ジャズ。
これがジャズロックではなく、ジャズそのもの。うぁ・・・やっぱり是巨人の後でこれはちょっと厳しいかな・・・うーんなんだか眠気も・・・・
ところが3曲ほど純ジャズなフォーマットの楽曲が続いた後、再び是巨人の三人がステージに上がり、よしこさんとカーンを合わせ計五人での演奏がスタート。
ここでのよしこさんとカーンは、先ほどまでのゆったりした流れと対照的に、まさにヨーロッパのジャズロック界を代表するバンドの主要メンバーとしての面目躍如。さっきまでのは手抜きかよ。

彼らの来日に関する周辺状況を記したblogの中の、このエントリーなどを読むと、二人とも体調が万全とは言えない状況下での来日だったようで(だったらわざわざ歌舞伎とか見に行ったりせず安静にしてろよ、よしこさん)、どうも第二部のまったり感溢れるステージは、第三部への体力温存策だったのかな。 特によしこさんの体調が悪いため、リハーサルなども短かったりしたせいか、演奏中に何度か鬼怒さんが露骨に「しまった!」といった表情を浮かべていましたが、全体としてはドリンク代を合わせて6000円を払う価値が、この第三部だけでも十分にあったと思わせる充実っぷりでした。
また、曲と曲の間に鬼怒さんが、ステージの裏あたりからノイズが聞こえる件を気にして「何か聞こえるんですけど・・・」と言ったのに対して、カーンが「それは幽霊だ。俺についてきた幽霊だよ」とか言って、手元の汗拭き用タオルを頭から被って幽霊の仕草をしていたのも、カーンの好々爺っぷりを現していて微笑ましかったですね。

演奏が終わり、会場から外に出ると、外の道で鬼怒さんが一人でタバコを吸っていました。出てきた一観客の筆者に、「どうもありがとう」と会釈をしてくれました。こちらこそ、いい演奏を聴かせてもらってどうもありがとうございました。

いやーそれにしても、地元でのライヴってのはいいですね。帰りに延々電車を乗り継ぐ必要もないし。

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