SOUND ODYSSEY vol.1

裏MotorsportsFlashback。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2/8(火)
新宿Live Freakにて。
イベントのメインはチェコから来日したSABOT(ベースとドラムのDuo)でしたが、個人的にはる*しろうが目当て。あともう一つ、日本のMANDOGというバンドも出ていました。

る*しろう
このLive Freakというライヴハウスは、かの有名なJazz Club、新宿Pit Innと同じビル(フロアも同じく地下)にあるんですが、とにかく新宿駅から遠い。新宿東口から新宿通りを東へ東へ歩いて、伊勢丹越えて世界堂越えて、周囲の建物の高さが一気に低くなる新宿二丁目までひたすら歩いて、周囲の雰囲気もいささか繁華街臭が薄れてくるあたりまで来てやっと到着、というロケーション。
明治通りを走る「渋谷~池袋駅」間を結ぶバス路線があり、新宿東部へのアクセスにはJRを使うよりよほど便利なので、今回もそれを利用。

とりあえず開演前に間に合ったようで、入り口でチケットと1ドリンクの料金を支払い中へ・・・うわ、煙たい!
換気が悪いためか、地下の会場はタバコの煙で充満しており、よくこれで煙感知器が作動しないもんだ、と思ったけれど、考えてみたらライヴハウスなんてライティングの効果を高めるためのスモーク(油煙)焚きまくるんで、多分煙を感知する火災センサーなんて使えないんでしょうなぁ。
客層は、外人が三割ほど?もうちょっと多かったかな。SABOTというバンドは全然知らないが、彼らを聴きに来ているんだろうか。とりあえずドリンクチケットはビールに化けて、仕事を終えて直行したため、何も食べていない空きっ腹の中へ。うーん空腹に耐えつつ3バンドで3時間くらいかな。先が思いやられるわい・・・

開演。まずはMANDOG。ダモ鈴木一派(なんて括り方したら失礼か)であるということは予備知識として仕入れていたため、音に関しては大体想像していた通りでしたが、30分近く?いちいち時計を見ていないから不正確ですが、とにかく延々とノンストップで高い音圧の、うねりのある音の洪水を聴かせてもらいました。いや強烈。プログレ者として長い曲に対するアレルギーは全く無い私でしたが、プログレの括りに入れるには明らかに無理があるこの音は、こういう音のニーズは確かに世の中にあるでしょうが、個人的には空きっ腹にビール状態で聴き続けるのには無理がある音でしたねぇ。

そしていよいよ個人的な本日のメインアクト、る*しろう登場。
る*しろう登場
このバンドを知ったのは、ツチノコレーベルのサイトで見たのがきっかけで、CDを買ったのは発売から随分経った去年の秋口でしたから、既にアルバム発売に連動したライヴなども一通り終了後。したがって、ライヴでこのバンドを見られたのは今回が初めてだったんですが、のっけから想像以上のヘヴィでロックな調子に圧倒。CDで聴く限り、もっとジャズっぽいインプロヴァイゼイションが多いバンドと思っていましたが、インプロはインプロでも、ずっとロックに寄ったヘヴィなインプロが多く、これはこれで嬉しい誤算でした。
井筒好治(G)
ギターの井筒好治氏は、CDではアラン・ホールズワースを思わせる硬質でテクニカルな音を聞かせていますが、この日のライヴでは中の人にトニー・アイオミ大先生が加わったかのようなヘヴィネス。三曲目の曲紹介で美也子さんが「次の曲は『蛇』です」といったのが『ヘヴィ』と言ったのかと思うかのような重さでした。
ドラムの菅沼道昭氏は、大きな体を駆使してパワフルなハードロック・ドラミング。手数より音圧で勝負するドラミングでしたが、ベースレスのこのバンドでリズムキープを一手に引き受けているだけあって、そのタイム感覚は容貌とは裏腹に(をい!)正確無比。
美也子姫
そして金澤美也子さん。
実は彼女の生演奏だけは、以前に別のバンドのライヴにゲスト参加された時に見たことがあり、その時も、その容姿端麗というか、かわいらしいルックスと、演奏が始まってからのキレっぷりのギャップにひっくり返りそうになりました。
今回もキレっぷりは健在。端麗な容姿ももちろん健在。曲と曲の間に喋るMCや、全曲終了後の挨拶が、ごく普通の常識人な感じも、ギャップを更に際立たせてVery Good。菅沼さんの構築するしっかりしたリズムの土台に乗って奔放に暴れているようでいて、クラシックの素養がそこかしこに感じられるピアノプレイも、ヴォーカルというより「叫び」なヴォイスも、みんなみんなVery Good。うーん他の二人には悪いけれど、キャラの立ち方からしても、ついついこのお嬢さんばかり見てしまう。

対バン形式のライヴということで、他の2バンドが間違うことなきロックバンドだったので、敢えて彼等の持つロック的側面(しかもハードな部分)を強める意識があったのか、ライヴは全体的にロック色が思った以上に強かったように感じました。
ただ、彼等のCDを聴けば判るとおり、「ロック」の一言で片付けてしまえるようなバンドではなく、時にコミカル、時に奔放、時にヘヴィ、時にインテレクチャル。ジャズ、クラシック、ロックが入り乱れ、でも「フュージョン」でもなく「プログレ」でもない(オフィシャルサイトなどには「プログレ・バンド」と書いてあったり、この日の美也子お嬢さんのTシャツにも「プログレ」と書かれていたりするけれど)。そういった彼等の別の側面は、彼等のワンマン・ライヴで見ることができるのでしょう。

メインアクトであるSABOTについても書いておきます。
SABOT
とにかく音がでかい。ドラムとベースという最少構成のデュオながら、ベースの手数の多さは相当なもので、リズムを刻みつつメロディも奏でる、所謂「リード・ベース」でした。ジャック・ブルース~ジョン・エントウィッスル~クリス・スクワイアあたりの系譜に連なるタイプですね。そしてドラムは女性ドラマーとはとても思えないパワー。
ただ、どうも、る*しろうで燃え尽きたのか、空腹が絶頂まで達していたためか、す、ステージに集中できない・・・あの大音量なのに、気が遠くなるような瞬間が何度か訪れました。

全バンド終了し、待望のる*しろうのライヴが見られた幸せと、服についた強烈なタバコ臭と、極度の空腹感を存分に感じながら、駅までの遠い道のりを歩いて帰りました。

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://ryogam.blog4.fc2.com/tb.php/2-2f234e43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 Copyright © MotorsportsFlashback 弐 All rights reserved. 

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。