2010年12月

裏MotorsportsFlashback。
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2010年日本
▼製作:映画プリキュアオールスターズ製作委員会▼監督:大塚隆史▼演出・絵コンテ:大塚隆史、松本理恵▼脚本:村山功▼作画監督・キャラクターデザイン:青山充▼音楽:高梨康治、佐藤直紀▼アニメーション制作:ABC・東映アニメーション
配給:東映 日本公開日:2010年3月20日

 今年で七年目になる、女児向けテレビアニメーションシリーズ。昨年2009年に続き、これまでのシリーズの主人公たちが全員登場して活躍するオールスターもの作品の第二弾。

 昨年の『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』では、シリーズ全作品の主人公全員に見せ場を用意していました。
 見せ場、とは、具体的には「変身シーン」「戦闘シーン」「必殺技シーン」です。

 ところが、2009年時点では足掛け六年間、主人公達の合計は14名。
 しかも対象年齢層は、小学校低学年レベルの女児。一般的には長時間の映画鑑賞に耐えられない年代。
 さらに、客層がそうである以上、幼稚園や学校がお休みの日に観客数を稼がなければならず、一日あたりの上映回数を稼ぐ必要がある。

 これらにより、必然的に上映時間は短くしなくてはいけません。そんな短い中に先ほど述べた「見せ場」の数々を確保しなければいけない、となると、どうしても「見せ場」である変身・戦闘・必殺技のシーンばかりを集めたダイジェストのようなものになってしまいます。

 昨年の作品がそのようなものになったことを踏まえたのか、今年の作品は、昨年に対して比較的にストーリー性を重視したものになりました。
 歴代主人公たちの中にあって、現行テレビシリーズの主人公達と、前年度の主人公達。彼女たちには今回も見せ場が用意され、かつ、ストーリーの中心的な立場を与えられました。
 ただ、そうなると今度は過去のシリーズの主人公達の見せ場が少なくなります。
 結果、昨年の作品にあった、「全シリーズの主人公全員の変身シーン」「同・必殺技」というのは大きく割愛されました。

 そのかわり、作品のラストで、主人公17名全員が、それぞれのシリーズの主題歌に乗せて舞台に登場し歌い踊り、最後に全員で群舞する、という演出がなされます。
 過去作のファン達はみな、ここで、作中での過去の主人公達の活躍の少なさを帳消しにして余りある満足を得て溜飲を下げます。

 既に2011年春には、このオールスターシリーズの三作目が公開されることが発表されていますが、公開されている特報などを見る限り、一応、三作目をもって、このオールスター映画は終了させるようなニュアンスが感じられます。
 プリキュアシリーズを最初から応援してきた者としては三作目も楽しみであり、また、オールスターシリーズが終焉を迎えるのならば寂しくもあります。
 同時に「オールスターもの」というコンセプトと作劇上の無理を、来年の三作目はどう折り合いをつけるのかも楽しみにしたいと思います。

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タグ : プリキュア アニメ アニメ映画 プリキュアオールスターズDX

2009年アメリカ
▼製作総指揮:モーガン・フリーマン、ティム・ムーア、ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンボーム▼製作:ロリー・マクレアリー、ロバート・ロレンツ、メイス・ニューフェルド、クリント・イーストウッド▼監督:クリント・イーストウッド▼脚本:アンソニー・ペッカム▼音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス▼撮影:トム・スターン
配給:ワーナー・ブラザース 日本公開日:2010年2月5日

 南アフリカ共和国で開催されたラグビーのワールドカップをテーマにした、実話を基にした映画です。

 ハリウッドでは保守派として知られるイーストウッドですが、この映画は一見して、とてもリベラルなものに見えます。
 「白人と黒人の融和」を是として、当時、国策であるアパルトヘイトによって分断されていた両者が融和へと向かう様子を、弱い南アフリカのナショナルチームが強くなっていく様子と並行して描いています。

 保守派でありタカ派であるイーストウッドがこのような映画を撮り、しかも大変いい映画に仕上がっているのは意外な感を受けます。

 しかしながら考えて見れば、アメリカという国家は、もともと多民族国家であり、異文化からの移民を広く受け入れて成立してきたという背景があります。
 つまり、アメリカにおける保守というのは、異文化への寛容という部分を併せ持つということであり、その意味では、保守派のイーストウッドがこの作品を手がけたというのは、至極まっとうなことであると分かります。

 保守主義とレイシズムが表裏一体になっているかのような現代日本の自称保守主義者どもは、刮目して見るがよろしい。

 twitterを始めて以来、blogの更新頻度が激減しましたが、140文字で書けることと書けないことがあることも最近特に痛感しています。
 という訳でblogもぼちぼち再開しようかな。
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