2008年02月

裏MotorsportsFlashback。
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 国内地ビール業界の雄、サンクトガーレン(神奈川県)が毎年この時期に限定リリースする「インペリアル・チョコレート・スタウト」ですが、昨年のは飲みそこねた(正確には、夏の大阪ビアフェスにサンクトが持ってきてた「デッドストック」を飲んだけど)。
 今年は中区幟町にある行きつけの店、Celticが入れてくれたんで、飲めますた。まぁ例年おいしいんだけど、今年のも美味いよインペリアル。

 このサンクトガーレンというブルワリーは、作るビールが基本的に全部おいしくて、この規模のブルワリーとしては例外的で(同じブルワリーで作っていても銘柄によってあたりはずれがあったり、極端な話、同じ銘柄でもロットによってあたりはずれがあるし)、そういうところからも、商売度外視でビールの味をストイックに追求している、みたいなイメージがあるんだけど、実際は、実に商売が上手で、かなりマーケティングに強いスタッフがいるか、もしくはちゃんとした広告代理店を使っているのか、とにかく売込みがうまい。
 ま、そういう販売戦略面だけに長けている訳ではなく、ちゃんとおいしいモノを供給してくれているんで文句はないんだけど、たとえば『スイーツビール』なんて名前を商標登録しちゃったりとか。敢えて「デザートビール」という手垢のついた言い方を避けて新たな造語を使うあたり、いやあマスコミ受けをちゃんと考えてるっちゅうか、商売上手。

 チョコレートビールと一言で言っても、実際にチョコレートだのカカオだのを副原料として使うタイプと、本来のビールのスタイルの中で副原料を使わずにチョコレート風味を出すタイプの二種類あって、サンクトガーレンをはじめとして多くのチョコビールは前者。後者は少数派で、ぱっと思いつくのはえぞ麦酒のチョコベアビアとか、岡山の独歩ビールのチョコレート独歩とか。  前者の場合、ビール本来の持つ甘さを強調した作りと、通常より高温で長時間焙煎して香ばしさを強調した、いわゆる「チョコレートモルト」によって、チョコレートっぽさを出す訳だけど、日本における元祖は、先日不幸な事故で醸造師がお亡くなりになった岩手のベアレンあたりかなあ。ただ、昨今のチョコビールブームの火付け役は、積極的に首都圏の大手百貨店などと提携し、マスコミにも取り上げられることが多いサンクトガーレンだけど(このあたりが商売上手っていうか)。

 味の方は、『インペリアル・チョコレート・スタウト』は、いつものバレンタイン限定醸造のやつで、実にリッチで、所謂フルボディの、味・香りともしっかりした、味わい深いビール。度数8.5%っつうこともあって、ビールというよりお酒を好きな人向けかも。甘さも、本来のスタウトの持つ甘さが微かに感じられる程度で、チョコレートはチョコレートでも、最近はやりの高濃度カカオのチョコレートといった感じ。
 『スイート・バニラ・スタウト』のほうは、サンクトの通年商品だけど、バレンタイン限定ラベル。いやー商売上(ry で、こっちもインペリアル同様にカカオなどを使わずスタウトのスタイルの範疇でチョコレートっぽさを出しているタイプなんですが、アロマホップの代わりにバニラビーンズを使うという、ある種荒業とも言えるやりかたで、実に個性的な味になっています。スタウトとバニラって合うんだね、と。まぁもともと、

その昔、チョコレート発祥の地である中南米では、チョコレートはバニラと一緒に食されていたといいます。現代でもその相性の良さは言うまでもなく、バレンタインに弊社が発売したチョコレート風味のビールをバニラアイスにかけて食べるデザートが都内のバーで流行したほどです。
(サンクトガーレン公式サイトより)
 ・・・この、都内のバーでバニラアイスにインペリアルチョコスタをかけて出しているという話をヒントに作ったとか。スタウト本来の持つ甘みを強調した作りをしているものの、甘味料などを入れて無理やり甘くしているんではないんだけど、バニラの香りがスタウトの持つ甘さを強調しているのか、本当に甘いビールを飲んでいる感じがして、これは甘い酒好きの某ショップ店長あたりに禿げしくお勧めしたいところ。2008_SanktGallen
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タグ : Celtic サンクトガーレン インペリアル・チョコレート・スタウト スイート・バニラ・スタウト 地ビール

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