小西酒造

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 清酒「白雪」の醸造元として全国的な知名度を誇る清酒メーカー、小西酒造。日本酒の名門蔵元でありながら、実はこの小西酒造、日本におけるベルギービール普及の最大の功労者でもあります。
 80年代、ベルギービールの多彩な味の魅力に目覚めた小西の社長は、現在までに多くの現地ブルワリーとかかわりをもち、輸入代理店という形で、多種多様なベルギービールを日本国内に紹介してきました。かつてのワインブームや焼酎ブームといったような、爆発的なムーブメントこそなかったものの、その地道な努力が実を結び、いまでは多くのパブやバーでベルギーのビールが飲めるようになっています。

 ビール王国といえば、一般的にはイギリスやドイツをさすことが多いんですが、ベルギーの場合、それらの国々以上に多様なビアスタイルが伝統的に存在しています。ざっと思いつくだけでもトラピスト、ランビック、レッドビール、フルーツビールなどなど、甘いものから酸っぱいもの、コクがあるどっしりしたものから甘めのカクテルのように飲めてしまうものまで、およそあらゆる人の嗜好を満たすことができるんではないかというくらいなもんですが、中でも、最も親しまれているベルギービールのスタイルといえば、ホワイトビールでしょう。事実、日本国内で、いや世界的にも、最も販売量が多いと思われるベルギービール「ヒューガルデン・ホワイト」は、このスタイルの代表的なブランドです。
 小西酒造が最初に輸入販売を手がけたベルギービールも、この「ヒューガルデン・ホワイト」でした(俺はビールの師匠の影響で、発音するときは「ヒューガーデン」と言ってしまいます)。

 ところが、今年5月、唐突に、アサヒビールが、ヒューガルデン・ホワイトの醸造元であるベルギーのインベヴ社と販売契約を締結、日本国内でヒューガルデン・ホワイトを含む6ブランドの輸入・販売権を取得したことを大々的に発表しました。
 醸造元にしてみれば、より大きな販路をもつアサヒビールとの販売契約のほうがうまみは大きい訳ですし、一方のアサヒにしてみれば、国内で市民権を得てきたベルギービールの代表的な銘柄を6つ確保して、自社販売ラインナップにバラエティを持たせられるという、双方にとってメリットの大きな提携ですが、これで割りを食ったのが小西酒造です。せっかく日本国内で全く無名だったベルギービールの啓蒙に努め、中でもヒューガルデン・ホワイトを一流ブランドに育て上げた、今までの20年に渡る努力の成果を、あっさりとアサヒにさらわれてしまった訳ですから、これはたまりません。

 とはいえ、日本国内におけるベルギービール普及の功績を讃えられ、社長が本国ベルギーで『ベルギービールの騎士』(La Chevalerie du Fourquet Brasseurs)にも認定された小西酒造。このまま引き下がる訳ではなく、アサヒに奪われたヒューガルデン・ホワイトに代わる看板商品を発掘すべく動いているとの話がちらほらと聞こえてきてはいましたが、このたび、いよいよその新製品が発売されました!

 その名も、ヴェデット・エクストラ・ホワイト
 なんと、ヒューガルデン・ホワイト同様、ホワイトビールです。
 真っ向からアサヒに喧嘩売ってます! (・∀・) ィィョィィョ-  さっそく、専用サイトも立ち上げ、やる気も十分。なにしろこれまで自らが丹精こめて育て上げたヒューガルデン・ホワイトという強大な敵を相手にする訳で、普通に考えれば、今まで扱ってきた実績のある他ブランドを大事に育てるという方向性もありだったとは思うんですが、日本においてゼロからベルギービール、ゼロからヒューガルデン・ホワイトを育て上げた自負が、そういう安易な道を選ばせなかったのか、このビール、ベルギー国外への輸出は、なんと今回の日本が初めて、というまっさらなもののようです。つまり、今回もゼロから出発してやろう、と。
 とはいえ、まったく何の裏付けも実績もないもの、というわけではなく、このビール、実は、その味と飲みやすさかの割にはハイ・アルコールなことから、意中の女性に飲ま(ry という使い方ができることで一部に熱狂的なファンを持つ(持たねーYO!!!)デュベル。あのデュベルの醸造を行っている、デュベル・モルガット醸造所。ボトルの形も、デュベルの色違いなんですね。

 と、能書きはこれくらいにしましょう。
Vedett Extra White
 今回飲んだのはケグでした。グラスに注ぐと、ベルジャンホワイトらしい濁りと、こんもりと盛り上がる泡。専用グラスにはボトルと同じ、シロクマのトレードマークが描かれており、新しいビールらしく、洗練された新しいセンスが感じられます。
 一口飲むと、ヒューガルデン・ホワイトよりも小麦感(粉っぽさ)は薄く、また、アルコール度数が低いからか、飲みやすさはヒューガルデン・ホワイトを凌いでいると言っていいでしょう。逆に言うと、この時点ではヒューガルデン・ホワイトより没個性とも言えますが、飲み終えると、飲んでいる間には感じなかった鋭角的でスパイシーな感じが残り、この点がヒューガルデン・ホワイトにはない個性と思われます。
 あー、いちいちヒューガルデン・ホワイトと比較するなようっとうしい、とか言わない。飲む側も売る側も、これから大いにヒューガルデン・ホワイトと比較することになるんでしょうし、小西もそれを承知で敢えて無名のベルジャンホワイトをぶつけてきたんでしょうから。

 で、総じてどうかというと、これは十分に戦えます。たとえ相手がアサヒという大手であろうと、これまで丹精込めて育て上げたヒューガルデン・ホワイトであろうと、これなら十分に戦えるビールです。ウマい!がんがれ小西酒造!藤原御大も誉めてるぞ!

 そういえば、これを飲んだのは、解禁日(8月29日)に広島唯一のビール専門バー、ゴールデンガーデンでしたが、一杯飲むと一度スピードくじ(スクラッチ)が貰えて、それでいきなりA賞(Tシャツ)が当たりますた。
 で、飲んでいた時に隣に座った眼鏡をかけた男性、グラスに注がれたヴェデットを写メしていたので、もしや・・・と思っていたら、なんと、広島で最も有名なビールヲタといってもいいWater Dragonさんでした。たぶん。
 blogの記事を読む限り、ほぼ間違いないと思うんですが。違っていたらごめんなさい、というわけで、解禁日に真っ先にヴェデットを飲めるわ、Tシャツは当たるわ、おまけにかの有名なWater Dragonさんと隣り合わせて飲む機会に恵まれるわで、なかなかいい日でした。ハハハ。

 あー、書いてたらまたヴェデット飲みたくなってきたわ。今からGG行こうかな。。。

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