プログレタンゴ

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 6月30日、Salle Gaveau(サルガヴォ)を聴くため岡山へ。

 さて。前日のSalle Gaveau広島公演、開演から2/3ほどを見逃したため大いに欲求不満が残った俺はその場で翌日の岡山公演に行くことにしました。まぁ連休だし、岡山までは新幹線でも40分そこそこ。広島公演の場合、19:30に開演して、終演は22:00くらいだったので、約2時間30分。岡山は19:30開場・20:30開演。まぁ広島より1時間遅れとして、会場の「城下公会堂」から駅まで全力疾走すれば、新幹線の下り最終23:15岡山発には、間に合うかしら、間に合うでしょう。
 急なことだったので、前売券の手配などしておらず、やむを得ず当日券でいくことに。会場のサイトを見ても、当日券はありません、なんて情報もなく、夕方には岡山へ向けて出発。岡山駅から会場まで歩き、チケット購入。入場順は前売り優先という訳ではなく、会場前で並んだもの順だそうで、安心して、駅の方へ引き返し、途中にあったTully'sで時間潰し。開場の30分前を見計らって戻ってみると、既に10人ほど先客が・・・そんなに広いライヴハウスじゃないので、これはちょっと出遅れたかな・・・と思ったけれど、それとなく聴こえてくる周囲の会話から判断するに、どうやら地元出身の鳥越啓介さん(b)の地縁血縁関係の方々(鳥越さんのグレートマザーもいらっしゃったようです)。この分だとそんなにがっついて前を占領されそうな感じでもなく、これまた一安心。広島公演のリベンジなので、今回は最前列確保を狙う気満々。
 ・・・と思ったんですが、待っている人たちの中に、どこかで見た顔が・・・うわぁ、中央線界隈のライヴハウスでしょっちゅう見かけた、例の首振りヲタじゃないかあれ!岡山まで来たのか、勘弁してクレー、あのおっさんに自分とステージの間に居座られて、変拍子インプロヴァイゼイションにあわせてフラフラヨレヨレと首を振られると、気が散って仕方が無い(上背もあってしかもメタボ気味巨体なんで嫌でも目に入るんだな)。昨年末に渋谷の公園通りクラシックスでも、あの首振りがいたので、なんとか首振りを視界の外に出せる席を確保するのに苦労した思い出が蘇りました。
 首振りメタボはどうやらフランスのRIOまでSalle Gaveau追っかけをやったようで、鳥越マザーをつかまえてフランスの話を延々としていました。岡山だけじゃなくてフランスまで行ったのか、そりゃすげえ、ヲタの鑑だ。でもフランスでも首振ってたんだろうか。フランスまで行ってヨーロッパ人に迷惑掛けなかったかどうか心配です。どうでもいいですが。
 開場時間になると、入り口でワンドリンク分のチケットを購入。缶ビールからウーロン茶まで、ライヴハウスにありがちなドリンク類が揃っていましたが、費用対効果を考えると、ここで紙コップ一杯のウーロン茶など飲む気にもなれず、缶ビールを選択。
 思惑通り鳥越さんの地縁血縁な人々は真ん中あたりに陣取ったため、こちらは余裕で最前列のど真ん中の席をGETズサーc⌒っ゚Д゚)っ 首振りメタボもそれにつられたのか、真ん中あたりに陣取っています。これで俺は安心して音楽を楽しめる訳ですが、真ん中より後ろに陣取らざるを得なかった皆さんはお気の毒としか言いようがありません。

 前日広島でも感じたことですが、既存の曲はいっそう磨きがかけられ、メンバー5人による炎のようなインプロ部と鬼怒さん独特の美しいメロディ部の組み合わせは、さして新しいフォーマットではないにも関らず、その特別な完成度の高さと相俟って、実に大きな感動を与えてくれます。
 このユニット、アルバムを聴くとソリストは鬼怒さん(g)佐藤さん(acc)喜多さん(vln)の三人と、それを下支えする林さん(pf)鳥越さん(b)の二人、という感じで、それは年末の渋谷でもそう感じたんですが、いつの間にか林さんと鳥越さんの二人もソリストとして前に出てくるようになっていて、それでも決してそれが喧嘩にはならず、絶妙のバランスが保たれているのは見事としかいいようがありません。地元ということで、鳥越さんがとりわけ張り切っていたのかもしれませんが。
インド風効果音発生装置 昨年末の渋谷では聴けなかった佐藤さんの新曲が2曲。とりわけインド音楽とタンゴの融合を狙った(狙うか普通?)という『Tingo』という曲がなかなかに愉快でした。佐藤さんはけったいなエフェクターというか、インド風効果音ジェネレータというか、シタールっぽい音発生器みたいなのを駆使していましたが、この曲のみ佐藤さんがMCを務めていました。
 そして鬼怒さんのライヴといえば恒例の不条理MCです。前日の広島では、会場の雰囲気なのか客の雰囲気なのか、随分固い感じがあって、鬼怒さんもノーマルなMCに終始していたようです。っても後半1/3くらいしか聴けませんでしたが、いつもライヴ後半になるほど暴走しがちなのが、後半1/3であの大人しい状態なら、やっぱりヴィジターとしての遠慮があったのかな、と思いました。で、岡山ではどうかというと、会場が普通のライヴハウスである点と、お客さんも普通に東京の客層と同じような感じだったのとで、ちょっとリラックスしたのか、全開とまではいかないまでも、結構楽しめるMCだったように思います。

 楽しい時間が過ぎるのは早いもので、途中休憩を15分ほどとあわせて3時間近くの公演はあっというまに終了。ん?3時間近く・・・?って、

もう23時30分だよ!

終電ねぇよ!広島帰れねぇよ!

 ・・・やむを得ず、岡山で一泊することに。ネットカフェ難民となるべくネットカフェを探しましたが、なにしろ不案内な岡山という街。会場から駅まで歩く間にはそういったものを見つけることが出来ず、困っていたところ、道中ワシントンホテルを発見。「空き部屋がある場合、当日24時を過ぎてからのチェックインならお得!」とか書いてあるので、空き部屋があることを確認し近所のラーメン屋で腹ごしらえしてからチェックイン。
 思いがけない出費が嵩んだものの(そもそも岡山行きそのものが予定外だった訳で)、昨年末とは比較にならないほどシャープで微細かつ複雑になったSalle Gaveauを楽しめた対価と思えば、決して高いものではありませんでした。(さらにつづく)

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