テリー・ボジオ

裏MotorsportsFlashback。
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要塞(の、一部) ・・・何の、って、ドラムじゃん。見ればわかる、て。

 今年2月のOUT TRIOでの来日以降、ほとんど間を置かずに再来日した現人神テリー・ボジオ大先生
 OUT TRIO来日時は見に行きたかったにも関わらず、仕事の都合がつかず断念し
「嗚呼、今回を逃すと次に来日するのはいつになることやら・・・」
            ∧_∧
          ( ´Д⊂ヽ
          ⊂    ノ
           人  Y
          し (_)
と悲嘆にくれたものですが、一月の公演がよほど客の入りが良かったのか、同じ呼び屋さんにより再来日。しかも今回は待望の『ソロ・ドラム・ツアー』ですぜ。
 いやぁ世界広しといえども、ドラムのソロ演奏だけで7,000円の入場料を取れるドラマーはそうそういますまい。

 ということで今回は万全の状態で神に会うべく、会社の休暇を来日時期に合わせて取得。問題は福岡、大阪、名古屋、東京、仙台とある公演を、どこで観るか。まぁ広島から最寄というと福岡になるんですが、来日直後ということで、大先生のコンディションを考えると避けたほうがいいかと。仙台は遠すぎるからこれも候補から外し、残るは大阪・名古屋・東京です。
 最初は、東京公演に合わせて東京に行って、その前か後ろで久々に東京の友達とも遊んだり買い物したりしようかとも考えたんですが、休みの序盤で衝動的に栃木まで遠征することになり、その帰途で東京に一泊。さすがに一週間で二回も東京に行くのはいかがなものか、というのが一点。もう一点は、この週末に岡山でスポーツカー耐久レースのお葬式があるんで、それに参列するとなると、同時期に東京はまず無理。
そもそも栃木遠征そのものが衝動的なものだったということからして、年に一回の年次長期休暇にしては計画性がないなあと我ながら呆るんですが、まぁ仕事じゃあないんだし、てきとーでいいんですよ。

 んでまぁ結局は名古屋に行くことになった訳で、それにしても、広島~名古屋の間は一週間で二回も往復したことになります。あぁ不経済。なんというか、日本の中心から外れたところに住むのはいろいろと大変だなぁと今更ながら感じた次第ですね。

 で、名古屋。行きはのぞみ、帰りは高速バスという強行軍で行ってきましたボトムライン
 入場するなりステージのど真ん中にそびえ立つくろがねの城・・・じゃなくて、要塞ドラムセット。ずらりと並んだバスドラは合計7台(!)その上には、ステージから見て右側から真ん中にかけてはメロディック・タムがずらーりと。左側は主にシンバル系、斜め後ろにはクロテイルが所狭しと並べられ、背面にはこれもところ狭しとチャイナゴングが大小取り混ぜてぶら下げられています。まーそのセットの壮大にして複雑なこと。

 客席を見渡すと、40代の堅気のサラリーマン風情や、あきらかに音楽関係と思われる長髪の中年オヤジ、ジャズロックやプログレが大好きっぽい(俺みたいな)ヲタ風情、そして中には、着ている制服から明らかに高校生と判る若い世代までいたりして驚かされます。多岐にわたる客層は、決して大先生が一部の楽器ヲタやプログレ/ジャズ・ロックヲタだけにウケている訳ではないことを示しているようで、結構なことです。

 で、今回のセットですが、前回のOUT TRIOの時は、機材運搬の関係もあって、割合コンパクトなセットを使っていたようですが、今回は現在の大先生の使っているフル・セットでの来日。招聘元によると、ドラムセットだけで2tトラック一台が必要とのことでしたがw
要塞セット(客席から見て左側)
 以前のフル・セットの写真は、昔のエントリにも写真を載せていますが、それに比べると若干メロディック・タムが減ったかな?という感じだけど、その代わりチャイナ・ゴング・シンバルの類いが増えてるし!しかもバスドラも!バスドラは数えたら7つ!見える以外にも、どうやらセットの後ろ側にも3つあったらしく、合計10個!もちろんすべて大きさやチューニングが変えてあって、出る音が違うんですこれが。
 さらにハイハットも、見える限りで5セット!ハイハット形式で太い金属製の輪っか(俺が知らないだけで正式な名前のある楽器かな?)を二つ重ねて、カン!カン!という打音を出すシステムもあったから、合計6セット!
 恐ろしいのはそれらを操るペダル類。俺の写真じゃわかりませんが、招聘元の公式ブログに掲載されたこの写真を見よ!m9(・∀・)
 シンバル類を支えるラックは、以前は直線的なものでしたが、セクシーな曲線でできたものに変わっていました。そのためか、セット全体がオーガニックで、まさにボジオ大先生を核としたドラム怪獣とでもいいますか(いわねぇよ)
要塞セット(客席から見て右側)

 ショーは間に15分の休憩を挟んだ二部構成とアンコール。正直、ドラマーたった一人だけのソロパフォーマンスだけで、どれだけの時間”もたせられる”のか、心の底で僅かに不安だった訳ですが、全くの杞憂
もうごめんなさい大先生!ちょっとでも疑問を感じてしまって!

 第一部は割合と穏やかで静かな出だしでした。メタル系にありがちな、よくある(コージー・パウエル兄貴的な)音圧と手数を両立させるべく必死になって叩きまくる図、ではなく、メロディックタムを駆使して、ちゃんと曲を演奏している。サスティンはロールで表現。奏でるメロディはインプロ頼りというよりも、おそらくはちゃんと作曲されたものでしょう。
 途中、マイルスの『スパニッシュ・キー』のカバー(ドラムセット一台でやるか普通)なども織り交ぜつつ、第一部は終了。第二部は比較的アグレッシヴな展開を見せる曲が多く、第一部では知的でシリアスな表情を見せていたボジオ大先生も、第二部では全力疾走するスポーツ選手のような表情を見せてくれます。
 特に本編ラストの曲は、疾走するリズムと耳に残るメロディ、そして超高速ロールによるレガートとオスティナート。何より大先生のオーラが小屋全体に充満し、意味もなく涙が・・・。ライヴで涙が出てきたのは、一昨年のキース・エマーソン来日公演以来でした。
 そしてアンコール。福岡公演ではなかったと言われていたので諦めていたんですが、ボジオ大先生が退場あそばされた後も客電がつかない!こ、これはアンコールが・・・と思う間もなく大先生が再登壇。
「次の曲もカバーで、私にとって大切な曲、フランク・ザッパの『ブラックページ』
もう観客大喜び、大騒ぎ。極東の島国でこの曲名を聞いてこんなに客席が盛り上がるとは・・・ザッパ御大も草葉の影で喜んでいることでしょう。かくいう俺も、この年で生ブラックページが聴けるとは思ってもなかったですよはい。

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タグ : テリー・ボジオ ソロ・ドラム・ツアー 現人神

行きたかったなぁ>Terry Bozzio / OUT TRIO 来日公演。
なにしろ18年ぶりの来日だからねー。あぁ仕事が・・・仕事が・・・

既に行った人達の間での評判が、blogやmixiのボジオコミュで出ています。
今回の来日公演では、普段の要塞セットと違って、かなりコンパクトなドラムセットのようです。
Terry_drumset
って、( ゚Д゚)ハァ?どこがコンパクトやねん!

招聘元である、And Forest Musicによると、今回のセットはツアー用に組んだものだそうで、通常よりはコンパクトとはいってもこれですから。

ちなみに普段のセットはこれ↓
normal set
どうやって叩くのかさっぱりわかりません。
terry plays drums

しかも今回はホールではなくクラブクラスの会場での公演なのもあるんでしょうが、驚くべきことに、マイクなし!だそうです。
完全なアコースティックセットではなく、ギターもベースもエレクトリックです。ドラム以外の二人はPAを通して音を出している訳です。
なのにボジヲ先生だけは、生音。ああ観にいきたい。
しゃーないのでDrummerworldのボジヲ先生のページでチャドと二人でやってるドラムデュオの動画でも見て憂さを晴らしましょうか。
そうそう、チャドも来るんですね、アラン・ホールズワースのカルテットで。 これは福岡公演もあるし、行けないこともないのかな頑張れば。
それにしてもボジヲ先生・・・
今回を見逃すと、次にいつ来てくれるんだかわかりません。あ゛~・・・ orz

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