アレハンドロ・フラノフ

裏MotorsportsFlashback。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
行って来ました、山本精一・勝井祐二+アルゼンチン音響派 スペシャルユニット
開場の19時ジャストに広島パルコ10階のクアトロに到着。

先客、二人。

・・・。( ゚д゚)ポカーン
だ、大丈夫かこのイベント・・・。
混むイベントは嫌いだけど、ここまでひどいと、
「やっぱり広島じゃ商売にならん。次から広島に行くのはやめだ、やめ。」
となるから、もうちょっと人は多いほうがいいんですがね・・・。

開場は約15分遅れ。
幸い、開演予定は20時ということで、徐々に人も集まり始め、開演予定時刻には、なんとか様になった感じです。おおよそ100人から120人くらいは入ったでしょうか。
クアトロというメジャーなハコにも関らず、ステージ上は到ってシンプル。
ブエノスアイレス側のメンバー、とりわけサンチャゴ・ヴァスケスとアレハンドロ・フラノフの二人はマルチミュージシャンということで、トイ系、がらくた系を含め、かなり様々な楽器がそろえてあるようでした。 サンチャゴ・ヴァスケスのドラムセット(って言っていいのかあれ)の横には、唯一のステージセットというか装飾っぽい感じで、椰子の木みたいなのが置かれていましたが、ハワイアンじゃああるまいし、なんで椰子の木なんだよ。
・・・と思ったら、実はそれもセットではなく、楽器でした
ちなみに椰子の木じゃなくて、なんというか、淀川の川っぺりに群生している葦?というか、そういう感じのもの。
もしかしたら現地調達でしょうかね。枯れかけているとはいえ、入国審査で引っかかりそうですし>植物。

セッションは、事前に聴いていた、このメンバーににモノ・フォンタナを加えた顔ぶれで演奏されているインプロ作品とは若干色合いがことなる感じでスタート。
というのは、随分とリズムが勝っているというか、サンチャゴ・ヴァスケスの奏でるリズムがセッションを引っ張る感じでスタート。
とはいえ、「たまたま」ヴァスケスが引っ張ることになった、ってだけなのが、このユニットのユルさ。
一人カブサッキだけが黙々とギターを掻き鳴らしている、といった風情ですが、彼も決して「脇役に徹している」という認識でやっている訳ではなく、黙々とカッティングを繰り返す中で、突然存在感を強烈に前面に押し出すかのようなストロングな(いや音量が変わったわけじゃないんですが)フレーズを奏でたりもする、と。
カブサッキが存在感を示すと、それまでのセッションの流れが突如、異化されるというか。
その意味では、セッション序盤を引っ張っていたヴァスケスに対して、裏でセッションを仕切っていたカブサッキ、とでもいいますか。
多少なりとも他のメンバーとの親和性、もしくは異化を気にしているように見えるヴァスケス、カブサッキに対して、アレハンドロ・フラノフは、一人ですき放題に奏でる、という感じ。
日本人の二人は、どちらかというとサポートに徹していたようです。

休憩を挟んで、第2部。
ここではなんと、大友良英さんが参戦。
1月の、ペインキラーの新宿ライヴ以来の大友さん。そういえば、あのライヴも、オール・インプロヴァイゼイションでした。。。
同じインプロ主体といっても、ジャズ+ハードコアのペインキラーとこちらでは、随分と違います。
他の日本人二人が、どちらかというとホスト役としてマダムをもてなし・・・いや違うな。ホスト役として、ブエノスアイレスからの三人を立てることを、多少なりとも意識していると思える節があったのに対し、大友さんはあくまでもゲストとしての参戦ですから、あまりそういうことを気にせず、結構好きにやっていたようです。
所々で嬉しそうにニヤついたり、時には声をあげて笑っていたのが印象的でした。楽しそうだったな。

大友さんは一曲参加しただけでしたが、その後の曲は第一部と同様の編成に戻ります。
基本的にはスタジオ・セッションのCD「CHICHIPIO - BUENOS AIRES SESSION VOL.#1」「IZUMI - BUENOS AIRES SESSION VOL.#2」と同じ空気なんですが、そこに観客という要素が加わることで、微妙な変化が出てきているんですが、世捨て人の仙人みたいなカブサッキですら、客にウケると音に変化が出るのが興味深かったですね。

全体的には、実に気分のいいひとときを過ごさせてもらいましたが、なんというか、自律神経が狂うというか、妙に汗ばんだり、逆に肌寒くなったりする瞬間もあって、なんだか不思議な体験でした。

あと、興味深いといえば客層。
東京でも大阪でも、この種の、まあ一言で言えば「プログレ」と言ってもいいんでしょうけれど、こういう、あくまでもロック、でもオール・インプロヴァイゼイションなライヴだと、概ね、客層は、

「プログレヲタのオサーン」75%、「サブカル系の若い女性」25%
ってところなんですが、広島では、90%が女の子
この手のライヴで、その意味で、これほど居心地が悪かったのは初めてでした。
広島でこの種のライヴをやることに不安を感じたことは最初に書きましたが、それは広島にはヲタが少ないであろうと思ったからです。
で、ヲタがいない分、サブカル系の文化系女子の皆さんがその穴埋めをした、ってところですかね。
そういえば公演前にタワーレコードでも特にコーナーを設けて宣伝していたりして、サブカル系女子がそれを見て勘違いして沢山あつまったんでしょうか。
ヲタのオサーンであれ、文化系サブカル女子であれ、この手の音楽だって広島で立派に商売になるってことは、いいことです。

関連記事
スポンサーサイト

タグ : アルゼンチン音響派 山本精一 勝井祐二 サンチャゴ・バスケス アレハンドロ・フラノフ フェルナンド・カブサッキ

 Copyright © MotorsportsFlashback 弐 All rights reserved. 

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。